白藍の夜明けに語る

成人ADHD(二次障害つき)。発達の子供を持つ友にADHDの解説をしていたら「ネットにあげてほしい」とお言葉をいただき開設。子供の頃は何も自分でもわからなかった。でも今は言葉にできるものもある。ならば。

計画を立てたけどうまくいかない!時間の見積もりが甘くて遅刻 遅刻対策2

遅刻しそうな人のイラスト「男性会社員」

 今回は自分なりに計画を立てたつもりだけど、全然うまくいかなくて遅刻の原因と対策を書こうと思います。原因としては三つです。

目次

 

 

そもそも起きてから出発までにかかる時間の見積もりが甘い 

「朝ご飯は10分で、着替えは5分、歯みがきも5分、化粧は20分…40分で家を出れるな」

 一見普通ですが何となくな感覚、またうまくいった最短記録のギリギリのスケジュールで計算していたり、部屋の中の移動や、探し物や、不測の事態のことは考えておらず失敗することも多々…。

 これくらいでいけるかな、というふわっとした予測で動き、現実と異なるためそのずれが遅刻につながる。特にADHDは時間間隔がつかみづらいので、現実とはかい離した計画を立てがちです。

 

⇒実際どれくらいの時間がかかっているのか把握することが大事。

  • 最短記録はインパクトが強く、都合よく毎回それでいけると思いこんでしまう。
  • 現実はそんなにうまくいかない。
  • 特にADHDは忘れ物探し物など不測の事態が発生したり、体調の悪さも影響受けやすいので注意。

⇒余裕持ってスケジュール組む

 

 

 

 

 出発してから目的地に着くまでにかかる時間の見積もりも甘い

 これも家から目的地まで把握していないことが原因交通機関に遅れがでることもある。


 ⇒家から到着まで何分かかるのか、グーグルなどで確認。把握大事!+余裕を作ること

  • その日の体調や季節、天候によって、歩く速度、自転車の速度に差が出ることを自覚。
  • 車でも道路状況に振り回される。
  • 交通機関も遅延発生するし、乗り過ごしたら次を待たなくてはならない。

 

⇒余裕持ってスケジュール組む。

早めについたら、現地で時間つぶせばよし

  • スマホに音楽いれたり、本入れたり、自分の暇つぶす方法を持っておく。
  • ADHDの脳内多動による妄想にふけっても良し。

時間つぶしに夢中になってもいい環境になってから時間をつぶす。喫茶店などでつぶすと遅刻する恐れあり。自分だけが分かるタイマーでもかけておく。注意。

 

 

 

自分の能力を超えたスケジュールを組んでいる

 

  予定や移動にどれだけの時間がかかるのか理解できず、スケジュールを詰めて破たんしたことがあります。今でもちょくちょくやってしまいます。

 原因としては時間間隔がつかめないので大雑把に「いけるだろう」という感覚で詰め込み過ぎること!

 学生時代に
「就労支援の相談窓口(街の中心部)→バス移動→役所で自立支援の手続き→徒歩か交通機関移動→学校」

というのを、たしか13時から17時に詰めこもうとしました。
まず、最初の就労支援窓口で遅刻、その後バス乗り場が分からずうろうろし時間経過、役所に行くのは諦めて学校に行きました(;^ω^)

⇒予定や移動にどれだけ時間がかかるか把握する
⇒予定を詰めこまない。まったりいこう(*´ω`)

  • 予定してもなかなかスムーズにはいかない


⇒また、自分の苦手な時間帯をさける
  →朝が弱い、夕方になると体調が悪くなるといった人は、できるだけ自分の動きやすい時間に予定を組む

 

 

 今回は時間の見積もりが甘くて遅刻する原因と対策でした。次回は「つい気になってスマホをさわって遅刻」の記事を書きます。

お付き合いくださりありがとうございました( ´∀` )

 

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